2018.11.23-24 西穂高岳
東京登山部雪山グループ(Snow trekkers X)のしろちゃんです。
東京登山部では雪山以外がメインとなっています。
そんな中で雪山が大好きなグループ、Snow trekkers Xのメンバー8人で西穂高岳登頂を目指しました。
目次
1. 西穂高岳について(アクセス方法、高速料金、ロープウェイ料金、駐車料金、荷物料金)
2. コースタイム
2. 西穂高岳 1日目
1. アクセス方法と時間
3. 西穂高岳 2日目
1.独標
2.ピラミッドピーク
3.山頂
4. 総括
内容
1. 西穂高岳について
⇨難易度 技術レベル⭐️⭐️⭐️ 体力レベル⭐️⭐️
⇨アクセス方法
⇨料金(高速料金、ロープウェイ料金、荷物料金、駐車料金)
⇨山小屋情報
- 一泊二食付 9800円
- 素泊まり 7800円
- テン場 1000円
⇨グルメ情報
⇨周辺温泉情報
- ひがくの湯(源泉掛け流し!露天風呂オンリー、洗い場あり)
- 温泉代 700円/人
1. 西穂高岳 地図(Amazon購入リンク、国土地理院地図の引用)
2. コースタイム
2日目 山荘(7:00)⇨独標(8:45)⇨ピラミッドピーク(10:50)⇨西穂高山頂(12:00)〜休憩20分〜ピラミッドピーク(12:40)⇨独標(13:30)⇨山荘(14:00) 行動時間:5時間30分
3. 西穂高岳 1日目
1. アクセス方法と時間
11/23 初めてのsnow trekkersメンバーでの雪山登山。
早朝の渋谷に集合し4人ずつに分かれ車に乗車、いざ西穂に向けて出発!
※道中、パンとゲイター、サングラスを購入しに松本駅近くのPARCOに寄ったので、新
穂高ロープウェイ駅へは少し遅い到着。
新穂高ロープウェイは30分おきに運行。
本日の天気は「くもり、視界不良、気温−5℃」と不安いっぱい。
しろちゃんといーだー君、むーちゃんは新穂高ロープウェイに併設されている食堂で腹ごしらえ。
(食堂写真)
食べたかった飛騨牛コロッケは残念ながら売り切れ。
ロープウェイ往復2900円、荷物代片道600円(荷物料は6KG以上だと徴収)
ロープウェイ終着の西穂高口駅時点で標高2156m。
新穂高駅14:45→西穂山荘15:45
新穂高駅で8人分の登山届けを提出。
新穂高駅をでるとすぐに公園があり、登山装備無しでの散策が可能。そこそこ積雪があったため、今回はロープウェイ出口からすぐにアイゼンを装着。
※アイゼン無しでも問題のない範囲。
西穂山荘までの道は、あまり起伏もなく危険箇所もないため雪山初心者でも安心。
4.西穂山荘宿泊
テン場代:1000円
西穂山荘宿泊:9800円
今回は西穂山荘宿泊4人、テント泊4人に別れる。
西穂山荘はご飯、トレイ環境ともに最高!宿泊時は湯たんぽの貸し出し(200円)もしてくれ、寒がりさんも安心。
西穂山荘の談話室はテント泊組も使用可能のため、本日の慰労と明日への気合いを込めてみんなで乾杯!(あったかいココア400円)
この後、テント泊組はテン場に移動、小屋泊組も就寝。
積雪期だけあり、テン場はがらがら。
3. 西穂高岳 2日目
1.独標
西穂山荘 7:00→丸山 7:30→西穂独標 8:45
西穂山荘を早朝7:00出発。天気予報に反して快晴!やや風は強いが絶好の登山日和。アイゼンとピッケルを装着。
丸山まではアップダウンの少ない登りが続く。トレースもしっかりついており、初心者でも歩きやすい。道中後ろを振り返ると、乗鞍岳や焼岳が綺麗に見える。
丸山から独標までも比較的歩きやすい緩やかな登りが続くが、独標直下は急登。
ロープワークは必要ないが、注意して進む必要あり。
この急登を登りきると西穂独標(標高2701m)についに到着!
2.ピラミッドピーク
独標を越えると急な岩場を下る。冬季は独標までで引き返す人が多く、ここからはより慎重なルート選択と足運びが必要となる。
独標からピラミッドピークまではかなりのアップダウンが続く。また痩せ尾根や足場の悪い岩場があり、慎重なアイゼンワークが求められる。
ピラミッドピークは全部で11峰あり、4峰目のピラミッドピークで記念撮影。
3.山頂
ピラミッドピークを越えた後もアップダウンの激しい道が続く。
山頂直下には最難関の一枚岩!アイゼンの爪を噛ませる場所が中々見つからず苦戦。
そしてやっと頂上へ西穂高頂上(標高2909m)についに到着!
やや風はあるが快晴だったため、槍ヶ岳や奥穂高連峰が見え絶景。
西穂山荘で西穂ラーメンを食べて無事下山。
下山後はひがくの湯で疲れた身体をリフレッシュし、東京駅へ到着し解散。
4. まとめ
積雪期の西穂高岳登頂という目標は、当初は達成できるものとは思えませんでした。多くの体験記では独標までのものだったからです。
しかし独標まで行ったときに、自分の目で確認もしないで危険すぎるから行けないと思い込むことに違和感を覚えました。とりあえず天候がとても良かったこともあり、安全に行けるところまでは行ってみて、危険だと判断したら引き返そう。そう話をして山頂を目指すことにしました。
まだ雪が少なく、ほどよく岩が雪で埋もれたお陰で難易度としては高いものではなく、天気も理想的な状況だったため今回登頂に成功しました!
厳冬期では全くレベルが違うことになると思いますが、着実にレベルアップしてチャレンジできるよう気合い入れていくしかない、そう思えた登山でした!
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